解説:GnuCobolを使用したフレームワーク「Cobol on Wheelchair」を実行してみる。 今回はWindows10ではなく、Ubuntuで実行します。 参考: https://github.com/azac/cobol-on-wheelchair 手順: 1.GnuCobolの環境とapacheの環境はできていること。 2. cobol-on-wheelchair ページの [ Code ] をクリックして 「Download ZIP」でダウンロードする。 3.ダウンロードした cobol-on-wheelchair-master.zip を解凍する。 4.解凍して出来たディレクトリ cobol-on-wheelchair-masterをapacheの公開用ディレクトリへ移動する。 5.コンパイルする都合でディレクトリに書き込み権限を付加する。 6.コマンドプロンプトでこの cobol-on-wheelchair-masterディレクトリへ移動する。 7.同ディレクトリの downhill.sh を実行する。 8.「 cow.cbl: 385: error:…」エラーした。 9.cow.cblの385行目と530行目の「template」を「templates」などに変える。 10.controllersディレクトリのindex.cblとshowsum.cblとshowname.cblの 「template」を「templates」などに変える。 11.もう一度 downhill.sh を実行する。 12.http://localhost/ cobol-on-wheelchair-master にアクセスしても表示されない。 13.【重要】cow.cblの541行目の「 end program cow.」を376行目あたりへ移動する...
解説:Windowsのコマンドプロンプトでscreen sectionから日本語表示してみる。 参考: GnuCOBOL FAQ Windowsでcursesを使う 手順: 先ず、日本語無しで、 GnuCOBOL FAQ の screening.cob をコピーしてコンパイルして実行してみる。…出来ない場合は前回までを参照してください。 screen section の … value "title line" . の部分を value "タイトル行". と、日本語を入れる。 ソースの文字コードはUTF-8で保存する。(エディタは使い易いのを使う) コンパイルして実行する。> cobc -x -v screening.cob 日本語は化けて表示されないはず。(ソースをSJIS保存してもダメなはず。) コマンドプロンプト環境をUTF-8に変える。> chcp 65001 screening.exe を実行してみる。日本語は化けて表示されないはず。 GnuCobolに付属のpdcurses.dll を作り直します。 こちらのページ から pdcurses のソースのzipをダウンロードして解凍します。 set PDCURSES_SRCDIR=C:\(解凍した場所)\ "C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\bin\vcvars32.bat" cd C:\(解凍した場所)\win32 nmake -f vcwin32.mak DLL=Y /A /D UTF8=1 pdcurses.dll 出来た pdcurses.dll を gnu-cobol-2.0\bin\ に上書き貼付けする。 上記4のscreening.exe を実行する。日本語が表示されるはず。 GnuCOBOL FAQ から gnucobol-colours.cob をコピーして screen section を日本語を入れてみてコンパイルして実行する。 日本語は内部で3バイト以上の場合もあるので、COBOL固定フォーマットでは72桁を超えやすいので注意して、...